“ 時を超えて家族をつなぐ奇跡の1着 ”
祖父の形見としてもらったスーツ。
祖父はどんな気持ちでこのスーツを手に入れ
どうやって着こなしていたのか。
そして、なぜこのスーツは綺麗に残っているのか?
そんなことを考えます。
そして、
きっと、仕事を頑張って手に入れた大切な1着だったはず。
この1着を着ている時は、きっと仕事もバリバリこなしたはず。
周りからもカッコ良いと言われていたはず。
そんな、想い入れのあるスーツを
実は、父や僕に自慢したかったんじゃないかな?
だから、大切に保管していたんじゃないかと…
実際に祖父がこのスーツを身に纏っている姿を見たことはありません。
しかし、勝手な想像ではありますが、
実際そうだとしたら、単純にカッコいいと思いました。
そして、自分が感じたこの感覚を、
お客様も持っているとしたら…
僕が仕立て屋をしている一番の理由です。
だから、長く着てもらえる洋服を作りたいし
何かあっても直せる技術を身につける。
これからもまだまだ進むのみです!
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