The My Wayが大切にしていること 第二十三回 直すことも 仕立てること
- themywaymoys

- 11 分前
- 読了時間: 2分
僕の仕事というと
新しいスーツを仕立てることを
イメージされる方が多いと思います
生地を選んで
採寸をして
一着を作る
もちろん
それが大きな仕事の一つです
しかしThe My Wayには
新しい服だけではなく
以前お仕立てした服も
たくさん戻ってきます
少しウエストがきつくなった
パンツの丈を変えたい
ボタンが取れた
裏地が傷んできた
体型が変わって
以前のように着られなくなった
理由はいろいろです
そんな時
僕はまず
もう一度着られないかと考えます
もちろん
何でも直せるわけではありません
縫い代が足りなかったり
生地そのものが傷んでいたり
どうしても難しいこともあります
そんな時は正直にお伝えします
しかし
直せる可能性があるのなら
できるだけ
もう一度着てもらえる方法を探したい
僕はそう思っています
新しい一着を作っていただく方が
店としては
売上になるのかもしれません
しかし
まだ着られる服なら
僕は着てほしいと思っています
なぜなら
その一着を選んだ時のことを
知っているからです
一緒に生地を選んで
デザインを考えて
採寸をして
完成を待って
ようやく出来上がった一着
それを
少しサイズが合わなくなっただけで
終わりにはしたくありません
以前
「完成した日がゴールじゃない」
と書きました
洋服は完成してから
その人との時間が始まります
着て
馴染んで
時には傷んで
身体も変わる
だから必要になれば直す
それも一着と長く付き合うための
大切な時間だと思います
お直しは
新しい服を作る仕事と比べれば
目立たない仕事かもしれません
しかし
久しぶりに戻ってきた一着を見て
また着られる状態になり
「これ また着れますね」
と言っていただける
僕はその瞬間も大好きです
仕立てるという言葉には
新しく作ることだけではなく
その人が
その服を着られる状態に整えることも
含まれている気がします
新しい一着を作る
今ある一着を直す
どちらも
その人がまた服を着て
出掛けるための仕事です
だから僕は直すことも
仕立てることだと思っています
一着をできるだけ長く
その人のそばに残す
それもThe My Wayが
大切にしていることの一つです
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