言葉が違っても一緒につくる広島のオーダースーツ
言葉が違っても一緒につくる一着
昨日は外国のお客様への納品日でした
仕上がりには自信があっても
納品の日は毎回ドキドキします
完成した一着を
実際に纏っていただいた時の感想が
つくり手にとってはすべてだからです
今回のお客様は
日本語があまり得意ではありません
僕も英語が得意ではありません
最初にお問い合わせをいただいた時は
言葉が十分に通じるだろうか
という不安もありました
それでも翻訳機を使いながら
少しずつコミュニケーションを重ねていきました
どんな一着を求めているのか
どんな自分を表現したいのか
言葉の数だけでは分からないことも
表情や反応を見ながら
確かめていく時間になりました
オーダースーツで大切なのは
生地や寸法だけを決めることではありません
その方が何を大切にしているのかを理解して
一着へ落とし込んでいくことです
だからこそ言葉が違うから難しいと
最初から可能性を狭めたくありませんでした

そして昨日
いよいよ完成した一着に
袖を通していただきました
いただいた言葉は
"パーフェクト"
その一言を聞けた時は
本当に嬉しかったです
とても素敵に纏っていただいていました
ご自身が思い描いていた理想を
表現するお手伝いができたのなら
これ以上のことはありません
日本語も英語も完璧ではなくても
一着に込めたい思いを共有することはできる
今回あらためてそう感じました
もちろん翻訳機があれば
すべてが簡単になるわけではありません
こちらが勝手に分かったつもりにならず
確認を重ねること
相手の反応をきちんと見ること
その積み重ねがなければ
理想の一着には近づけません
オーダーは
何かを選んでいただく仕事である前に
その方のことを知る仕事だと思っています
初めてオーダーを考える時は
何を伝えればいいのか分からないかもしれません
好きな色や普段よく着る服
行く予定の場所
何となく変えてみたいと思っていること
小さな手がかりからでも
一着を考え始めることはできます
それで十分です
肩の力を抜いて着たいのか
きちんと見せたいのか
今までと少し違う自分を見てみたいのか
そこに正解はありません
一人ひとり違うからこそ
会話の中から
その人らしい答えを
探していくことに意味があります
"次はビールでも飲もう"
そんな約束をして終えられたことも
The My Wayらしい時間だったように思います
広島でオーダースーツを考えているけれど
何から相談すればいいか
分からない方もいらっしゃるはずです
生地や形が決まっていなくても大丈夫です
まずはどんな自分を表現したいのか
その思いから聞かせてください
一着を通して
その方らしい答えを一緒に考えていきます
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